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シャングリ・ラ #09


月(美邦)と太陽(國子)が出会うだの交わるだのと言う前置きがなされ、邂逅終了後にもそんな話題が出たりもしていたのだが、実質は単にほぼ同じ場所にいただけで、互いにお話もしていない状態です。出会いと言うには、あまりにも弱く儚いですな。出会いの場面で小夜子さんによるモモコさん拉致、無駄になるかと思われた武彦トンネルで収容所にたどり着いて#08ラストで行われた虐殺の跡を見たりと、一気に國子へストレスをかけます。次回以降、このストレスをいかに自己消化していくのかがポイントなのは間違いない。ここを上手く見せることが出来れば、何かを成し遂げるために動く真の主人公キャラへと昇華出来るのだけど、本格SFシリアスドラマ展開を台無しにするバトル演出は何とかしてくれ。小夜子達のマシンガン攻撃を、華麗な鞭捌きで弾き返すのはなんのギャグなのかと問いたい。オカマ全壊アタックは、まったく拒否反応が出ないんだけどな…。あと、モモコさんのエルボーアタック直撃を受けてもタタラを踏むぐらいで耐える小夜子のスペックも無駄に高いです。

シャングリ・ラ
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シャングリ・ラ #08


「あ~ばよ~、とっつあ~ん」と山田康雄ヴォイスで締めたくなるような大脱出劇。『新ルパン』らしくコメディ路線ならそれもアリなんだろうけど、これまでのシリアス路線はなんだったのかと突っ込みたくなる脱走劇であります。水素を利用した気球による脱出だけど、考える時間はたっぷりあったと3日間立ちんぼ回想シーンな國子。極限状態で頭が回るとは思えないが、それを差し引いても自身の考えを伝達した方法を教えてくれ。おまえ、即独房行きだろ。気球は爆弾雨の補修作業に紛れて地面に隠すって、そんなでかいものをどうやって持ち運びしたのか。持ち運びと言う点では、発行させたオレンジジュースのペットボトルも同じ。とどめはモモコさんからの差し入れ。収監所外にいるモモコさんまでも事前連絡打ち合わせなしで必要物資を差し入れに隠して補給。ご都合主義もここに極まれりです。無駄骨となった武彦の地下トンネル掘りのがリアリティあるな…。「助けに来るから」と別れ際に言った残りの女囚達は、見事に虐殺モードで南無り。この事実を國子は何時知るのかな? 次回はついに國子と美邦邂逅か。それよりもモモコさん死亡フラグっぽい予告が気になる。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ #07


今日のモモコさん、とても凄く男っぽいです。少し太った、と言うよりもがっしりしている様な。にしてもちょくちょく髪型を変えてくるモモコさんの設定はアニメや漫画ではかなりキケンな手法ですけど、最後までいけるか? 前回のネット経済戦争から一転して、力ずくで國子収監。なぜかお友達の友香もご一緒。ほとんど空気キャラだった友香がここにきて國子の過去語りに。#01にあった國子出所シーンの原因は、元々友香の変わりに罪を引き受けたからとかと言うネタばらし。どうでもいいか。それよりも例の涼子様が所長として先回り就任していたりとか、すっかり予定調和。色々と國子をいたぶった挙句、ラストに死刑宣言とか涼子のやりたい事がなんなのかさっぱりわからんです。ところで國子がやった、外で三日間飲まず喰わずで放置をやったら普通に人間しにそうなんですけど? たしか水分補給なしだと3日でアウトだったような…。次回死刑執行となる國子を救出に武彦達がくるんだろうけど、収容所までスコップで穴掘って間に合うのかね。ドラマの根拠が不明なので冗長すぎる展開の中、爆弾雨をよける國子のスーパーアクションだけがアクセントとなってよかったです。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ #06


あー炭素経済講義が難しいぜぇ。理解する気はあんまり無いんで、炭素指数をネタに特大規模バブル経済を一瞬だけ人の国で勝手に起こして、利息も木津千里回収してしまって、残るはぺんぺん草一つ生えない荒廃した国だけが残る、という程度で満足しておきます。そういった経済的カラクリよりも、注目すべきはアトラス公社近辺の動向。國子に一杯食わされた国仁はなぜか公社側の以降により不問となり、代わりに美邦と面会。國子は凪子と共に炭素経済に潜む怪物退治において、怪物の居場所を特定。その國子を太陽と呼び美邦を月と呼ぶ涼子様ですが、国仁とあわせて守刀を持つ3人と舞台が日本である事を鑑みるに、すぐに思い浮かぶのは日本神話における三貴人(天照、月読、素戔男尊)であります。ま、月読は女っぽいイメージ先行だけど、そんな確証はまったくないんですけどね。経済戦争から3人の関連性が一気に浮上してきて、次回は國子確保のため公社が全力で行動するような次回予告。次回はアクション回でドラマは停滞するのかと思うと、ちょっと残念。ところで今回は、やたらギョガーン効果っぽい演出を多用。今回限りの1ポイントでお願いしたいです。くどいから。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ #05


水玉の次はいちごだそうです。ぜひとも視聴者にもサービスをお願いします、なんてお願いしても無駄なんだろうな。国仁の動向を探るべく、三爺の協力で警備システムにハッキングするわけですが、形状は古い電話ボックスにしか見えません。中身は蝶・秋葉原仕様なんでしょうけど、あれでダイブする気には到底なれんな。おかげで国仁の持ち込んだ形状変形(光学迷彩可能)物質を手に入れたり、炭素取引の嬢ちゃんと國子が対面したりと、今後の展開へ繋ぐネタ振りがメインの回ですな。したがって見所といえば、無駄に百面相を披露する國子とか、あるいは縛り付けた相手に馬乗になって「罵って」と要求する変な人とかですかね? 一番不安定ぽかった美邦もオカマ女官獲得でむしろ一番安定してきたし、ミーコが一番見ていて楽しみではあります。超秋葉原から戻ってきた國子からの情報を吟味するゲリラ側だけど、一番破壊力があったのはお土産のお人形さん。ばーさんの驚き具合と容貌(髪型)から、若い頃に人形の人をやっていたに違いない。いやー若い頃に、是非とも深い関係のお知り合いになりたかったです。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ #04


何時の時代も秋葉原は怪しいんです。というわけでサブタイ「超秋葉原」で、樹海に沈んだ炭素社会の秋葉原を描く…。映像イメージとしては、香港あたりの雑多とした繁華街風の町並みにアキバ的記号をふんだんに盛り込んだってところですか。そこに前回のダメ偽造カードクレーム&炭素販売に乗り込む國子とモモコ。乗り込んだはよいが、入り口で銃を持つ男にちょっとビビル國子さん。初回で完全武装の軍人の前に凛々しく立ちふさがった人とは思えない反応なんですけど? んでモモコはあんなにイメージチェンジしたんでしょ? このあたりの設定が良くわからんな。最後に国仁と遭遇して終了。私服の国仁は笑えるぐらい普通にさえない人なんですけど。上層、美邦の前に突き出されたミーコは、美邦付き女官に無事就職。…オカマ女官? 美邦の母親の記憶という事で、勾玉系イヤリングをミーコに魅せるけど、同じものをモモコがという流れだけど、モモコはオカマじゃ。今時点では可能性が多すぎて絞れないぜよ(実は女、男時代の子供、母親から譲られた、単に拾った等。炭素取引の少女は大損の調査中に、データ検索できない國子を発見。ようやく本編に絡むのか!

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ #03


オカマがいたってお構いなしか、はあまりにも酷いです武彦さん。#03まできてアクションシーンはさすがに一休み回。ちょっと國子の体が普段よりも細いような気がする。気のせい? アトラスくじ当選のミーコ送別会で、ようやく熱帯魚の謎判明。ミーコとモモコがいたショーパブだったのね…。かつての熱帯魚看板をモモコから餞別に渡されて大泣きするも、アトラス到着後に荷物を預けたら火炎放射器で荷物は全て滅殺。いったん眠らされて、気がついたら目の前には美邦様登場。オカマにして美邦様世話役になるとすると、ミーコには予想外に大きな役割が振られるのか。ミーコの件の他にも、國子の生みの親が実はアトラスにいるとか、苦しい生活を続ける現実とかからアトラスを見に行く主要メンバー。偽造カードを作ったのは秋葉のじーさん。何者だ、それ。結果、上層から見下ろす自分たちの町の小ささと、アトラスの巨大さにヤックデカルチャー状態になる國子さん。今ひとつ遣りたい事の定まらなかった國子が、これにより走り出すのか。ところでアトラスの輸送列車を襲ってまでミーコに餞別を送った武彦の趣味が気になって、夜も眠れません。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ #02


初回、謎の砲撃で終了したのでそちらの調査。ドゥオモのメタルエイジと軍が両方それぞれの立場でいっちゃったので、軍の攻撃だと思い込んでいた國子側にとってはドッキリ。敵味方巻き込み確定砲撃&そのまま撤退した軍の流れで気づけよと言いたいけど。砲撃地点の池袋についてだけど、酸素濃度濃いとか毒の沼とか樹海とか完全密閉の防護服が必要とか、どう見ても風の谷の近所にある腐海です。調査結果は砲撃なのに火薬や金属の反応が無いとか、露骨なまでの今後の前振りです。前振りといえば、鉢合わせした國子と国仁の追っかけっこは見事なまでのフラグ。国仁は視聴者に対して鉄壁を誇るパンツガードも無効なのか、國子の水玉をばっちり見たようです。ちょっと俺と変われよ。この時のやり取りで、モモコさんが柔道で五輪を狙えるぐらいという今後に関係するのかどうか、実に微妙な情報開示。それよりも人数あわせとしか見ていなかったもう1人のオカマちゃんミーコが、籤の当選により上層アトラスへ行く事に決定。これで一気に上層に食い込むって寸法か。あと炭素取引ハッカーもチラッと。親との関係がアレそうな描写あり。そして美邦の暴君っぷりに頭を抱えてます。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ #01


樹海に沈んだ東京で暮らす低層庶民と、上流階級による市民の分割世界といえばSFではおなじみの設定。その要素として環境問題としての低炭素社会と、実現するための炭素経済的な仕組みは面白いと思うけども、映像作品としてそれを解説するのはかなり難しいのでは。ちゅうか、本編では不自然な解説を極力減らそうと努力は見受けられるのは好感が持てるが、成功しているかどうかはまた別の話。残念ながら中途半端に説明が多くて、しかも足りてない感があるか。ただし樹海の描きこみや主人公である國子のブーメランアクションはかなり見ごたえがある。炭素をテーマとする本作品において、國子の使う武器がカーボンファイバー製ブーメランであり、それで戦車の砲身をぶった切るのは何の皮肉ネタなのかと。とはいえ役者名を伏せている意味の無いニューハーフたるモモコさんのブチュー攻撃のが圧倒的に破壊力がありそうですよ? つか、モモコさんの敵を襲う姿はどう見ても痴女でしかありません。ラスト、若造少尉がブーメランを受け止めたときに何やら共鳴現象が起きましたが、守刀を持つ3人が主軸で話がすすむのか。動画は期待できそうだが、GONZOなのでドラマはちょっとねぇ。

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