プリンセスラバー! #12

今、みんなの思いを一つに! ヒロイン4人+マスター若本(中の人)の言葉を背に、ハルトマンに詰め寄る哲平。何時の間に哲平成長物語になってたんだよ! と突っ込むしかないのだけれども、一般人哲平がセレブ世界を経験する事でたどり着ける場所がある、という事にしておかなければドラマが終わりませんからなぁ。突っ込んだら負けではあるけれど、哲平両親殺害は予想通りハルトマンによるものとか、とりあえず全てはハルトマンが黒幕説でごり押し。とは言え最終回が進むほどにハルトマンの小物っぷりに磨きがかかります。一心の言葉に逆恨み、手下の愛人を撃ち抜いて切り捨て、親殺しすらも「許す!」と言い切った哲平に迫られたんで自爆による滅びの美学展開をし、結局助かったら切り捨てた愛人の枕元にいるとか、どんだけなんだよ。なんにせよ哲平の活躍(?)で一件落着。シャルルートでの結末ですが、個人的にシルヴィ押しなので残念な結果であります。変わりにラッキースケベ回に登場したあの2人が、まさかの再登場を果たした事で良しとしましょう。そのうち1人は、なぜか凄く羨ましい状況に成っておりますけど。




『プリンセスラバー!』
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プリンセスラバー! #11

最終回に向けて、にょげー押し再び。次回予告がにょげー含めて、総集編にしか見えなかったのはどんな罠なのか。今回の引きはハルトマンに撃たれて走る列車から投げ出される哲平、という良くある展開だったしな。ラッキースケベな主人公補正で最終回、もう一暴れしてくれるでしょう。さて、今回はいつも以上に下からなめるアングルが多かったせいか、スカート丈の短い女子の真っ黒ガードが気になりますが、その中でも聖華取り巻きの1人があまりにも酷い。踏みつけシーンではほとんど履いてないと言うか、むしろ黒い褌なんじゃないかと思ったりとか。この場に限っては、視界クリアになるであろうDVDより、こっちのがエロイんじゃないですかー! 救出出陣前のこのシーンのおかげで、後からの見せ場であるシルヴィの哲平に対するケジメとか爺やの大活躍とかが霞んでしまいます。ところで、シャル救出のために動員されたフィルミッシュ王国の軍隊ですが、騎馬隊に砲兵隊にとやたらレトロな装備です。とても核兵器がある世界に見えませんよ?




『プリンセスラバー!』
プリンセスラバー!

#09のラストでシャルを乗せたリムジンは、予定通り敵方でした。運転手は殺されたはずのハルトマンと役者はそろってきましたが、ハルトマンのキャラ付けが今ひとつ良くわかりません。有馬一心に一泡吹かせてやりたい、との目的は語られたものの、原因とかが語られていないのでさっぱりです。さっぱりといえば、シルヴィの拘る祖国への想いも良くわかりません。だって語られてないんだもの…。『CANAAN』同様の状態ですが、基本ギャグなので『プリラバ!』の方が「ま、そういうことで」で押し切れる分だけ、有利ですね。肝心の哲平はシャル奪われ&一心からの自重命令ですっかりテンションダウン。亡き両親との写真を眺めてぼんやりしとりますが、その辺はエロゲ主人公らしく3人のヒロインそれぞれのやり方で励まされたり活を入れられたり。特に聖華さんのキスは許せん! と言いたいけどメイドちゃんが哲平のベッドに上がったときは、無いと分かっていてもそこで行われるかもしれない18禁的展開に期待してしまっちゃったよ! 次回はシャル奪還作戦か。ハルトマンは余裕っぽいですが。ところでシャルは、もうちょっと人質らしくしたほうがいいよ。




『プリンセスラバー!』
プリンセスラバー! #09

有馬ヒルズ爆発まであと1時間! 爆弾解体のために有馬グループのサーバダウン→全データロストって、どんだけ脆弱なシステム構築しているのか…。一心のじーさんは自分の頭と社員のなかにバックアップがあるとかほざいていたけど、普通にバックアップ処理していないのかとか、突っ込んだら負けですよね? そもそも爆弾解体するのにサーバダウンさせる理由が分かりませんけど。肝心の爆弾はと言うと、解体は簡単と請合うメイドさんですが、結局古典的に「赤か青か」のコードを切る例のアレ。確率50%の何処が簡単なのか良くわかりません。最後の爆弾を解体しにいった哲平は、時間が足りないのでダストシュートに捨てる荒業で結局乗り切っちゃうし。だったら全部ダストシュート行きでよかったんじゃね? そんな誰も死にそうに無いギャグ展開の中、前回シャルに滔々と語った犯人の1人だけが無駄にシリアス調で浮き捲くり。シリアスに決めてるのに結局哲平のチート能力の前に敗北するとか、何処までも救われないお人でした。無事解決したところで、シャルをお出迎えしにきたリムジン登場するも、あからさまに怪しすぎで笑える。実際、ドライバーは怪しさ全壊ですYO!






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プリンセスラバー! #08

いったい何処までがマジで、何処からがギャグなのか配分に悩みますなぁ。ギャグで人は死なないんだけど、#02~#06までの学園ラブコメ展開からはありえなーいです。まさかのハルトマン死亡とは…。現場指揮官は、前回登場時点で怪しさ爆裂だった秘書女なのは捻りが無いというか、捻られても困るというか。さて、一区画丸ごと停電させた上にビル一つ占領した犯人側の目的が「恥をかかせること」とか言われてもなぁ。残り話数からすると、更なる真の目的があるのか? 捕まってるもう1人であるシャルは、犯人側の男との会話でショックを受けたり。「(貧乏人である犯人の事は)想像できないけど、手を出してくれれば」とか、テンプレ的お嬢様発言にやはりテンプレ的犯人回答。これは何かのフラグになるのか? 普通に考えれば、シャル成長フラグなんだけど。一方救出に向かう哲平&シルヴィコンビは、あの足つきバイクで出撃とかいうありえない展開に色々吹いた。ギャグ成分多すぎでシリアスに乗り切れないけれど、奇襲しないと飛び道具に勝てない辺りが変にリアルだよ! シルヴィは他にもライダースーツからの着替え等見所たっぷり。でも、あと1分ない爆弾はどうするのかね。




『プリンセスラバー!』
プリンセスラバー! #07

前回のラッキースケベがまるで嘘のようなシリアス展開。だがしかし、ヘイゼルリンクとフィルミッシュ両国の国境付近に、偽装工事で核兵器の貯蔵庫を作るという展開。これは最近ニュースでよく取り上げられる、核拡散話を元にしたのか? にしても映像で出てきた核兵器の数が多すぎで笑える。両国の友好関係を崩すなら、核兵器なんて面倒くさい物を使う必要なんてまったくない気がしますがね。いろんな意味で、突っ込んだら負けかな展開であります。雲の上の陰謀にかぶさってくるのが、シャル誘き出し作戦。哲平を装って有馬ヒルズに誘き出す事自体は悪くないけれど、フロントで哲平が電話に出ていたらとか、哲平が携帯電話をマナーモードにしていなければとか、作戦成功条件がハンパなく綱渡り。哲平に偽装して連絡できるなら、哲平に対しても偽装しないとダメじゃないのか。基本ネタアニメなので、厳密に追求しちゃダメなんだろうけどさ。なんにせよ、これまでスルー気味だった哲平の両親殺害事件にも切り込むっぽいので、次回に期待したい。期待していいよね? と疑ってしまうは、深夜アニメをチェックする人間の性であります。あ! 今週はにょげーがなかったな…。




『プリンセスラバー!』
プリンセスラバー! #06

相変わらず次回予告は「にょげー」押しなのか。たった8回で終わったどこぞのループ作品と違い、最終回まで引っ張って欲しいぜ! というわけで、番外的に温泉サービス回。だがしかし、登場ヒロイン達自ら「不自然に霞が多いわ」と言うほどの見事なガード。いや、ガードは#01から無駄に強烈でしたが、クリアになるであろうDVD版でもこの台詞は入っているのだろうか。一応本物の霧も出ているから、問題ないといいきれなくもないです、はい。そのほか、某カイジネタと思しきりアクションを取る哲平に、冒頭のマジカル騎士マリアちゃんでの板野サーカスモドキと、スタッフやりたい放題だな! これでもう少し不自然な霞が薄ければ、文句の一つも付けようがないんだけど。それにつけても、今回限りであろうゲストキャラの男子2人が濃いですな…。根津のキャラが薄く受け止められるぐらい、濃いです。とてもセレブな学校に通う哲平の学友には見えません。ぜひ再登場してもらいたい。さて、完全に忘れそうになるけれども、一応この温泉で一泊は哲平主催のパーチーなわけですが、これで社交部入部決定は良いのか? でも、哲平が望めば優さんはいつでも脱いでくれるそうです。






『プリンセスラバー!』
プリンセスラバー! #05

天保山の字が間違っているのは当然ネタですよね? と確認したくなるほど、その他の天保山マーケットプレスの描写が微妙にリアルです。比較したわけじゃないけど、海遊館からサントリーミュージアムへ向かう陸橋とかの見慣れた風景ががが。と言うわけで、哲平&シャルのデート回。だがしかし、あからさまに描かれるフラグと突っ込みどころにデート回どころではないのが本音であります。哲平とデートするにあたり、許婚であるジルヴィに断わりを入れつつも口裏あわせを願い出るあたりは実に天然を装った黒さが光っています。この一件が響いたのか、家族に報告している哲平通信は途切れたりと、剣友だけど気になってるオーラ出しすぎです。母親の死やなんらかの自国の問題などを抱えているようです。一方じいに内緒で哲平と飛行機で大阪デート。飛行機に乗った時点で、じにバレバレじゃね? というわけで、夕日をバックに観覧車でツーショットという絵に描いたようなシチュでシルヴィとシャルの国が昔は中が良かったとか、何のフラグですか? 降りてからも「忘れないで」とか、伏線にもほどがあるんですけどー(指切りもあるよ! さて、次回こそパーチー開催なんでしょうか?






『プリンセスラバー!』
プリンセスラバー! #04

パーチーまで引っ張るのかと思いきや、今回でデレましたね、聖華さん。哲平の両親の死についてのドラマを掘り下げるなら、ペース的には悪くはないかと思われ。聖華デレ化は、じーさまの代に起こったスキャンダルを引きずっていて、財界のトップでしがらみもあるから、「新しい世代である俺たちの手でその連鎖を立つ」的な風味で良い感じで哲平は決めました。商売人としては聖華さんのが上手ですけどね。乗り出してくる聖華のアップは、#01であったシャルのアップと同じ技法か? こういう映像作りが好きなんですかね。今回は聖華さんのターンであるため、痴女シャルの出番はほとんど無し。シルヴィも顔出し程度。つか、開始早々から自分の部屋で延々とぐるぐるしている聖華さんは結構かわいいですね。話の流れとしては、この手の作品ではありがちだけど、臭くなりすぎない程度にまとめてたし。もっとも一番よくも悪くも目立っていたのは根津ですが。グレンラガンの光るゲロとはまた一味違う、虹を描きつつ噴出する鼻水描写フイタ。その他、いちいちリアクションしながらの会話もくどくて最高です。それもこれも、次回予告でのシャル台詞「にょげー!」で潰されますがね。




『プリンセスラバー!』
プリンセスラバー! #03

以外にあっさりと終わっちゃいましたね、哲平vsシルヴィア。居合い使いの哲平に合わせた刹那の戦闘演出は、尺短くも濃厚で良い味を出していましたねぇ。戦いの後はガッツリ手を結び合う2人の漢らしい絆は、ちょっと熱い物がこみ上げてきます。まぁ最後に哲平の上に乗っかったシャルロットの「お馬さんに乗ってるみたいで楽しい」で、全部掻っ攫われるんですけど。本編が誰ENDになるのかしらんけど、シルヴィアとは剣の友としてあり続けて欲しいです。Aパート途中からは、社交部入部を賭けて、聖華と立ち振る舞い勝負。シルヴィアが早い段階で漢の友情デレとなったので、ツンデレ分は聖華で補う作戦ですか。しかし聖華の有馬家キライって、何か根本的な原因でもあるんですかね。単に有馬家がデカイくて強いからとか、そんな単純な理由じゃあんまり面白くないんですけど、その辺は語られず。礼儀作法勝負は武道の精神をベースにしてなんとかするものの、次は哲平主催のパーチーを開けとの追試。ここを乗り越えると、聖華がデレるのかな? そして今週もシルヴィアのどう見ても「天然【全部計算です】色ボケ」は光ってました。ほとんど痴女じゃねーか?






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