夏のあらし! 春夏冬中 #10

スタートしたと思ったら、今回で終了の本編ディスカー? 一応八坂の眼鏡も前ふりだったのかと、改めて驚きます。何か思い出したカヤは訳も告げずに跳躍し、その後に絶賛落ち込み中の八坂を連れ立ってやよゐさんたちも跳躍。カヤ潤の時には意味が分かってなかったマスターは、八坂たちが跳躍すると全て理解したご様子。時間跳躍理論については残念ですが、こと人間関係については瞬時に把握。大人ですねぇ…と言いたいけど、単に視聴者の代弁をしただけですかね。あらしさんに男の過去はないかと問われて飛ぶカヤ潤と、年齢差が問題なんじゃないかとのやよゐ達理論で跳躍する姿を見れば、ここまで鍛えられた視聴者なら即座に答えにたどり着くでしょう。惜しむらくは眼鏡等の小道具伏線は凝ってみたものの、あらしさんの少女時代については1期まで遡らないとダメって所か。1期視聴前提な作りであり、視聴中はやたら釣り目度UPで可愛さUPのあらしさん幼少期に目を奪われていたんだけど、後から冷静になると気になって仕方がありません。残された話数は後わずかですが、この後の展開はどーすんだろ。もう一花咲かせられるか!? でなければもったいなさ過ぎる。




『夏のあらし! 春夏冬中』
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夏のあらし! 春夏冬中 #09

全編通じてファンサービス? と途中でレビュー停止をした本作ですが、ようやく本編スタート。Aパートは、今漬けたばかり漬物を過去に移動→人目のないところに置いたそれを取り出し、すぐに美味しくいただく新調理法を発明。最近、似たようなネタを見たなぁと思い返せば、ハルヒの『笹の葉』と同じですね。この前フリを受けてのBパート、山代とのデートでは「照れるなぁ」とごまかし続けるあらしさん。そして潤から夏が過ぎると消えてしまう事実を聞いた八坂は、デートから帰宅したあらしさんを連れ出し、ついに告白タイム。告白仕切る前に、あらしさんからSTOPがかかりましたが。翌日は何も無かったかのように振舞うも、この1件が響いて新調理法が出来なくなりました。さて、残りの尺からするとあらしさんと再び通じることが出来るようになる+最終回にサービス回って構成でしょうか? 再び通じる事前提で話してますが、この件を解決すべき方法は、すでに八坂自身が今回語ってますよね。あらしさんが消えるとか、そんなことは問題ではなくて、八坂があらしさんをどう思っているのか。そしてそれを貫き通す事こそが重要なんじゃないの? と考えておりますが…さて?








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夏のあらし! 春夏冬中 #06

気が付けば#06と前半終了? そして今回もギャグ、コメディでおしまい。特にシリーズ全体におけるシリアス面での伏線っぽいのも見えなかったのですが、本当に最後までこの路線なのかな。だとすれば、前も書いたけど実に残念かつもったいないのですがね…。本筋については、これまで繰り返してきた劇場での料理ネタはこのためにやってきたのかと思われま。夏にまだやっていない事、で冷やし中華を持ってくるのは少々強引な気がします。今年の夏、食べなかったしなぁ。僅かなヒントのみで作り始めるやよゐ&加奈子コンビは、もはや食べ物ではないものが完成。知ったかぶりのカヤは珍冷やし中華ばかりを量産するなど、結局誰もまともな冷やし中華を作れない。落ちはマスターが電話でグラサンに頼んだコンビニ製冷やし中華となるわけですが、時間跳躍に跳躍を重ねてもあらしさんが食べた伝説のあらし中華は、伝説のままで終了。面白いが、さすがに手馴れすぎた構成にお腹いっぱい。これでまた次もギャグ、潤の性別ネタとかだったら勘弁して欲しいところです。この2期は、いったい何を描きたかったのかが分からないまま終了ってのはなしにして欲しいっす。




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夏のあらし! 春夏冬中 #05

今回のターゲットは加奈子。その性格的に、元々いじられキャラとしての素養は十分なのであります。ひょんなことから八坂のメガネをかける羽目になった加奈子は、宇宙スケールの理屈(八坂談)により魔法少女に変身してしまうのだ! しかし魔砲と一発変換するうちのIMEは、訓練されすぎだろ。さて、そんな変身シーンを是非みんなにも見せようとするも、頑なに拒否する加奈子。かくして、加奈子にメガネをかけさせるための長き戦いの火蓋が斬って落とされるのである…。そんな感じでさまざまなシチュで仕掛ける八坂たちと、加奈子の回避アクションは絵的にも頑張っていて見ごたえたっぷり。今回も飛ばしております。ただ、飛ばされるほどに1期で描かれていたようなシリアスなドラマはいったい何処へ? とさすがにそろそろ首を傾げてしまう状況になって参りました。このまま各キャラに焦点を当てたコメディ路線で行くのも悪くは無いですが、メリハリをつけるためにもそろそそ真面目話が欲しいところであります。これが某超電磁砲なら「全部コメディで」と注文してしまうのは、ドラマ作りの力量差なんですがねー。




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夏のあらし! 春夏冬中 #04

ENDカードの冬目景に大満足です。画集を買ってしまうほどのファンなので。そもそもこの人の描く和服女性の…と長くなるる上に本筋と関係ないのでカット。といっても本編は#01~#02の流れ同様、潤が女の子バレしないようにひたすら努力するお話。雨降りや洗濯サボりで着る服が無く、慌てて着たのが大嫌いなウェディングドレスとか、どんな慌て方だよ! ま、それでも気づかないのが八坂クオリティ。クオリティと言えば、カヤさんも相当に高い。潤の頼みを合点承知! と返事をするものの、ボケボケぶりを発揮。水を被ったり毎度あらしさんにシュークリームを取られたり。このシューネタが、潤のウェディングドレス嫌いの原因へと繋がる辺りはもはや、安定した時間跳躍ドラマの組み込み。むしろ手馴れすぎて物足りない? 特に今回は1エピソードで組んだので、若干熟成不足かも。他に気になるのは、さして間を空けずに潤の性別バレネタで全編押し切っている事。シチュ違いでやっていることは水着回や温泉回と同じなので、面白いけど、ちょっとお腹いっぱい過ぎて遠慮したい気分が無くも無いです。




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夏のあらし! 春夏冬中 #03

前回前々回と連作でしたが、今回はAパートBパートでまったく異なるお話。Aパートでは、特定のパートナーがいないやよゐさんの相手を探せ! ですが、某劇場からAパート導入にかけてのグラサンヤツレ具合がなんとも。女2人に精力取られまくりと、聴き様によっては羨ましい状況にしか思えません。今期になってグラサンは英雄さんとか村田さんとか呼び方が色々で、ちょっと残念。グラサンと呼ばれるのが一番似合うよ! 本筋的の犬オチはさておき、マスターの肉食系っぷりはさすがですね。で、Bパートは八坂とあらしさんの記憶が飛ぶほど激しい体験話。1期序盤で軽く流されていた「あらしを受け入れる八坂」の謎が今ココで明かされるわけですが、その日の体験を暑苦しく語る八坂と、まったくその記憶がないあらしさんの温度差が素晴らしい。1期を見た人なら、この時点でどういう仕掛けになっているか察しは付きますよねー。なのでそこはスルー。むしろ幽霊であるあらしさんが見せた体験を、無理矢理科学考証しようとしたり、苦労した理論を「惚れたから」で全てうっちゃる八坂の男っぷりが光ります。けれど2人の結末は、草葉の陰で見守る潤の予測通りなのかぁ~!








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夏のあらし! 春夏冬中 #02

ついにきました温泉回。だがしかし、温泉そのものよりも、そこへ至るまでのバトルの印象しかありません。女である事を隠そうとする潤と、男同士の付き合いを押してくる八坂の図は、分かっていても面白い。前回ですでに揉まれ、今回は裸に剥かれと散々な姿を晒しているのに、女と気づかないのは八坂が鈍感なのか、潤がツルペタすぎるのか。基本無い様風味で描かれているものの、廊下での追走劇で魅せる潤の胸は大層立派な持ち物に思えるのですがねぇ。そんな2人のやり取りをそれぞれにフォローするグラサンが、実に大人で格好よすぎです。その後の麻雀で、やよゐと加奈子にやられまくったシーンがなければ最高なのですが。やよゐと加奈子ですが、先の麻雀にアバンのサービスカットからサウナまで、ネタ尽くしすぎて「あなた、誰?」作画多数。終盤、あらしさん達と肝試しで怖がっているやよゐさんとはまったくの別人ではないのか? と首を傾げたくなるぐらいです。何にせよ、あらしさんと八坂の事を動思っているのか確認したりと、潤と八坂の関係は少し改善されたか。それより、窓から服を投げ捨てた潤は翌日、どうやって帰宅したのかが気になりますよ!








『夏のあらし! 春夏冬中』
夏のあらし! 春夏冬中 #01

今期期待の1品、ようやく登場。アバンのキャラ紹介がなぜ時代劇なのかはよく分かりませんけど。本編しょっぱなからところてんを食うグラサンですが、あっちじゃ酢醤油で喰うのか。関西人としては、すげー違和感。そんな夏の風物詩の代表選手であるところの海へ出陣する事を決めた方舟一堂。無駄に息が合う一とマスターに対し、絶賛性別虚偽報告中である潤との温度差ががが。ここでもう今回のドタバタがどのようになるか、ほとんどの人が予測できたはずですが、予測できても爆笑しながら見てしまいます。潤と一の掛け合いはねぇ。着替えのひと悶着もあったけど、胸を揉みしだくシーンはこれまでにない既知感。きっと何回もこのシーンを体験したに違いない。『レールガン』とか『そらのおとしもの』とか。一に対しては守りきるものの、あらしさんにはバレてしまう潤の秘密。潤のフラグ立てを行うあらしさんですが、このフラグは1期の時点でモロに予定調和。その上でこれで終わりと思わせておいて実は1泊→同室の一と潤というお約束展開。1期#01も飛ばしているなぁと感じていたけど、2期は更に加速。笑いが止まりませんよっ!








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