『じょしらく』#04
今回のオリ話は電車内が舞台。乗っているのがゆりかもめ、と言う時点でオチはある程度予想はついたんだけど、そこは木津千里抑えてビックサイトで終了。モブのどこかで見たような、けれでも適当な作画が何とも。数多くの危険球を投げてきたのだから、むしろここは描きこまないと! 原作話は眼鏡小娘と兎の目。アニメで順番が変わったのをどうするのかと期待していた隙の無さは、意外にまとめが普通。普通って言うなっ! 兄弟全員眼鏡で糸色兄弟を並べるのは分かりやすい。一方のあの方ネタは、本家が代替わりしたので微妙な結果に。時事ネタだからしょうがないけど、当代を出してもそれはそれでアレですね。もう一つの兎は映像で見ると、ますます酷いです。完全にカオスと化した黒兎の暴れっぷりは、見ていて爽快ではありますがね。一番の見所、と言うか聞き所は5人娘が壁に投げ飛ばされるシーン。苦来だけふすまに投げられてぶち抜き。この時の後藤(弱)さんの声も含めて、一番ツボりましたよ。アニメで追加されたぬいぐるみの足の間の臭いは、面白いけど誰得なのか悩みますね。で、手寅とマリーさんのどちらが主人公なんですかね? 私、気になります!
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『じょしらく』#03
オリ話は浅草寺にて。私服のセンスの無さを指摘されるマリーさんだけど、普段のジャージに比べたら今日は全然オシャレですよ! 酒飲みシーンではキグだけジュース? 期待通りの(以下略。原作からまずは無情風呂。原作既読者からすると、男子女装疑惑と言われればすぐに思い出すエピソード。時期的に辛いバン・アレン帯ネタを無理矢理ブッコんで来たけど、肝心の海老ピーは残念。ネタ的には前回のが危険だと思いますけどね。更に『娘ほめ』ネタも封入。(薬を)飲む、鬱、カウ(ンセリング)はさすがに改変。先のピー蔵と合わせて、少し守りに入ってないですかぁ? 所で内またの下りでマリーさんの下に入っていたのは誰なんだろう…。もう一つの原作ネタは真田小ZOO。丸京の暴力性がいよいよアニメでも本領発揮なんだけど、スキが無くなったネタは次回放送予定の『眼鏡小娘』からの流れになるので、アニメ初見の人は分かるのだろうか。そしてOPにも使われている江戸ザイルは、アニメならではの無駄に激しい動きを再現。半端に激しくて、素晴らしいほどに酷い完成度(ホメ言葉。ネタの危険性は下がったものの、代わりに動画で不足分をリカバーの#03ってところですかね。
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『じょしらく』#02
OPの江戸ザイル、原作ではケツ持ちマリーさんが先頭ですね。手寅が最後尾なのは重要なポイントですよね? 今回もキッチリオリ話封入。5人そろって東京タワーと、原作にない楽屋外私服路線を狙っていくのだろうか。次回以降も楽しみです。原作からは三日目「楽屋の富」と四日目「風邪娘」を映像化。この頃から裏が見えだすキグは要注意なんだけど、モノローグの演技は今一つ。だけど「CD時代に戻してっ!」と言えない元AKBという二律背反。大人の事情には困りものです。さて、原作が絶望的なあの人なのでネタは基本ブラック系。宝くじ当たったら借金返す、母を探すなんて流れになるぐらいだから「風邪娘」でもネタ盛り盛り。「初動が肝心だから」「もう数字伸びねぇから」とか、わかっちゃいるけど世知辛い自虐アニメ業界ネタはともかく、空中に浮いた挙句に黄色い救急車までキッチリ描かれる内容は危険球ギリギリか。というかあの救急車って本物がモデルなのか? 見たことないんだよなー。ところでマスクの人が登場。漫画じゃ感じなかったけど、あそこまで説明もないのに当然の如く画面に居ると、すげー違和感。原作の台詞カットされてたけど、「す」ネタはどうする!?
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『じょしらく』#01
2012年度夏アニメレビュー第1弾。原作は4巻まで既読。最近漫画もラノベもエロゲもすっかり消費量が減った中では珍しい状況。『モーパイ』以来、久しぶりに原作本を引っ張り出してチェック。OPはおおよそ原作ではありえないシーンの数々。ただ今回はBパートがオリで楽屋外での話をしたので、アニメならではのお話が見れるかも。そもそも原作量がアレなので、増量やオリ話は必須でしょう。OPの江戸ザイルは原作ネタ。ぐりぐり動いていたのはアニメならではですが、更に全員そろっていたのが大きな違いですね。さて、本編は女の子のかわいさをお楽しみいただくため、邪魔にならない程度の差し障りのない会話劇という事で、原作はほぼほぼ楽屋での会話。いきなりアニメ化する必要があるのかとセルフ突っ込みな流れに既視感が…『生徒会の一存』と全く同じスタートか。「つまんねー事、聞くなよっ!」の天丼と同じく、作品とかいろんな壁を越えた天丼ネタとして楽しめばよいのかな。所で初回からド危険球たる「返せー」ネタをぶち込んできた当たり、作り手の本気度合をビンビン感じます。それより「おあとがよろしいようで」の前にちゃんとした落語している事に絶望したっ!
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