『花咲くいろは』#13

ブラボー、と喝采するしかない前半戦の締めとなった#13。実家たる喜翠荘にお客として返ってきた皐月おもてなし。酸いも甘いも知り尽くした相手へ母からの好物料理、娘からのベッドメイクからの四十万の宴とか。突如疎遠であった祖母の経営する旅館に預けられた緒花が、女将と仲居の関係を強要されつつも喜翠荘で働く事を「いつも」と選び、大好きだった孝一がいる「いつも」とずれてしまった現実を受け入れる流れは、シリアスもコメディも含めて圧巻のクオリティ。大人の事情で低評価であった喜翠荘も、変わらないイメージを与えるための進化を続けると論評。清流は流れ続けるから清流であり、同じ清流でありながら同じ水にあらずが喜翠荘と言うことです。やったね! 前半戦終了で気になるのは、宴でぶっちゃけた緒花と孝一の関係。互いの「いつも」が違ってしまったけど、このまま退場するほど孝一は諦めの悪い男とは思えない。何かの折に再登場し、女将の教えどおり押し捲りで物にするのだろうか。それにしても女将、可愛いなぁ。仕事優先でもしっかり娘を見ているし、皐月が喜翠荘をついで、緒花がいてって夢まで見ちゃってまぁ。でも、髪のある豆じいは可愛くないよ!








『花咲くいろは』
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『TIGER & BUNNY』#13

能力が1つだって言ったか? と見事な負けフラグを立てて、その通りに消えていったジェイク。そりゃ能力2つならあの戦闘力も当然だよな…。能力使う時の色が違うのもそこなのかな。んな訳で、2つあるなら前回ジェイクの台詞「虎徹」「聞こえてる」から答え割り出しは簡単。虎らしからぬ超音波弾からの閃光弾炸裂で兎の蹴りが決まって勝利。他に心折れそうになった兎を支えたり、ジェイクを首吊りしてる姿を見据えたりと虎大活躍。最後は墜落するヘリと激突してジェイク人生の退場? あれで生きてたらそれはそれで問題だ。〆は兎の「行きますよ、虎徹さん」と信頼も順調に成長中。本編中の虎能力発動での治癒力アップだけど、100倍換算だと一度に500分の回復が出来るって事なのかな。チャージタイム60分としても、発動し捲くった方が早く治る計算だな。今後気になるのはジェイク退場としても、ウロボロス自体は無くなるのか。そして兎回想シーンに登場する犯人が銃を持っている事。ジェイク真犯人だと、銃を使う意味が通らないので実は更なる真犯人がいるとか? だってあと1クール残ってるんだもん。ところで女子3人組は、どうやってパワードスーツを倒したのだろうか。








『TIGER & BUNNY』
【参加】今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?11【企画】
今回も参加のこの企画。
暇なら続きをどうぞ。
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『花咲くいろは』#12

私たちが出てくるドラマがあったなら、悪役は私なのかもしれない…という台詞はかつて『オネアミスの翼』でほぼ同じのを聞いたなぁ。皐月誘拐作戦をぶち上げたり、バイト女と修羅場ったりと大活躍の緒花だけど、止めを刺したのは母親皐月。スーツケースもって休み取れたから喜翠荘まで自らいくとか、なんだかんだで娘の事を想ってます。緒花と過去皐月の行動がダブるとか、似た親子。正論を並べる女将スイへの反発があった皐月だけど、それにしても極端に触れすぎ。程ほどに、という言葉を母と祖母から緒花には学んで欲しいです。とは言え今回の一件で自分のことしか考えていない自分に気づいた訳で、孝一の物語にとって緒花が本当に悪役なのかは今後の緒花の成長と、緒花の「またね」と「じゃあな」と返事した孝一が再会できるかにかかってる? 少なくとも孝一の待つ東京に素直に帰りたい、と言えるぐらいには成長しないと。本作を緒花の成長譚物語とすると、喜翠荘からの卒業がゴール地点なのかな? そんな孝一にも徹にも大人気の緒花。む、2人の男に好かれる女って人間関係はどこかで見たような…だめだ、そんな花の名前をまだ知らないです。








『花咲くいろは』
『TIGER & BUNNY』#12

俺の仲間、と確かな絆を今ももち続けているベンさんの再登場に、全俺が泣いた。どこかのセルのような連続戦を行うジェイクだけど、スカイハイ→牛角と連勝。圧倒的じゃないか。注目はジェイクの能力。最初はビーム的な物と判断した虎だけど、敗北スカイハイはバリアー発言。3戦目のvs虎で「俺にはすべて聞こえてんだ」台詞をどう受け取るべきか。テレパスや予知と仮定すると、あの攻撃・防御力は説明できない。となると音とか空気を扱う能力らへんが妥当か。振動で攻撃防御をこなし、相手の行動も読むとかか。未だ登場していない複合能力とかだと、意味が無い邪推だけど。何にせよあの指パッチン攻撃は、素晴らしきヒィッツカラルドを思い出して、笑いを堪えるのに必至だよ。さて、やられ役ヒーローの中で唯一、攻撃を当てたのが虎。誤って1回転した時の足が偶然、だけど先のジェイク台詞と合わせて、信頼関係崩壊した兎に伝えられるのか。その信頼関係、2クール作品の割りに兎デレが速い事から予測したけど、やはり1度関係悪化が来ましたね。そんな兎よりも、一々指摘する青薔薇がちょっとウザイ。若手で虎フラグONなので、彼女が損な役をやらざる終えないんですけどね。








『TIGER & BUNNY』
『花咲くいろは』#11

評価は自分達でなく他人様にしてもらう、との女将台詞はあまりにもまっとうだけど、雑誌ランキングでは10点中5点評価の喜翠荘に納得がいかない緒花は、例の如く暴走の巻。記事を書いたのが母親で、そこから親子喧嘩展開からギャグ回かと思ったら、かなりヘヴィな展開。特に注目は孝一の今。母皐月の職場の隣でバイト中と言う事で、こっそり乗り込んだらモロバレ緒花。挙句、以前登場した例のあの娘が孝一の陰に隠れるように、けれども考ちゃん袖を掴んで緒花を覗き見るとか高レベル攻撃力保持。孝一も告白の返事に「今はその気はない」とか言う中途半端な断わり方だし、待つとか言って外堀から埋める女ですね? すれ違っているうちに本丸まで攻められそうだな。ドラマ部分の作りこみは半端ない。女将に言われた評価論を孝一に言ってみたり、告白への態度を注意したら丸々緒花に当てはまったりとか、テンポよく被せてくる構成はさすが。けど、緒花にシンクロすると心が痛いこの流れ。けどそんなP.A.WORKSを高く評価したい。最後はなぜか東京にいる徹&民子と合流だけど、次回予告の台詞が意味深過ぎて辛抱溜まらん。で、コーラと紅茶のハーフ&ハーフって美味いの?








『花咲くいろは』
『TIGER & BUNNY』#11

神によって選ばれたもの、それがネクスト…と、ネクストによる人間の統治とか、割りとジェイクの理想は普通。普通って言うな。折紙は当方の予想とは違ってジェイクじゃなく、交渉役として来たチャックマンに擬態。上手く潜入したように見えて、Cパートでは自身の写真を突きつけられて「潜入とかうってつけ」発言、ピンチ状態の引きかよ! そういや今回はやたらと虎が格好よくて困る。市長たちの会議に乗り込んだときの締まらない啖呵と、乱入してきたチャックマンへの対応と合わせての市民優先に持ち込む流れはアドリブが効きすぎていて、兎もびっくり。宿敵を前に不安定な兎へのフォローもばっちりで、無理矢理な虎の言い訳を読めない青薔薇は、まだまだ尻も青い。その辺り、直火ネイサンとかは良くわかってらっしゃる。良くわかってないのは例の市長。右往左往っぷりは見ていて情けなさ過ぎるわけで、結局マーベリックにおんぶに抱っこ。過去を公開し、市民と協力体制を築こうとマーベリックは兎に頼むわけで、僕は1人ですなんて嘯き誰にも頼らない兎には、こちらから頼る事で信を得ようという方法が心憎い。虎、兎、マーベリックの頼り頼られる関係が回り始めたか?








『TIGER & BUNNY』
『花咲くいろは』#10

体調管理も仕事のうちとは言うものの、理想どおり行かない時もあるのが現実。女将に続いて仲居見習いが倒れるとかどんな職場だよ…。旅館経営の適正従業員数なんて知らないけど、喜翠荘の規模からすると仲居が3人だけで回せるとは思えないんですけど。いろんな意味で自転車操業ですか。病欠緒花を中心に動く多層ドラマは見応え十分。徹の対応とか、1人暮らしの異性を見舞い→そのまま犯っちゃっう流れかと焦った。もうロリ岸徹だなっ! そりゃ民子も仕返ししたくもなる。それでも「あんたが居ないと…」とツンデレは忘れない隙の無さ。見舞いの流れから、緒花なしでも仕事が回っている喜翠荘を感じ取り、自分は要らない子って思い込むのは仕事始めたばかりの新人にはありがちな思考。そんな弱気を夢枕に立つ孝一との会話で見せる演出は上手いなぁ。隅にいる子供は、祭話に出てきた神様? なんにせよ緒花は必要と必死に伝える菜子が一番可愛いのは間違いない。仲良し3人組を見えないところでフォローする巴&女将。性的な自作小説を読んで聞かせる次郎丸の見舞いは、そりゃ遠慮させたいわな。と言うか、次郎丸の思考回路が理解できないよ!








『花咲くいろは』
『TIGER & BUNNY』#10

私たちがヒーローを信じないでどうする、と放送を続けさせるマーベリックは良い人なのか腹黒なのか分かりくいなぁ。有給休暇を取らされた虎だけど結局テロに巻き込まれて、しかもその相手がウロボロス。バーナビーパパ殺人犯であるジェイクの解放をシュテルンビルトの市民の安全と引き換えに要求と、一気にドラマ進展。肝心のジェイクは、牢屋の壁にトリックアート。指を嘗めてから壁をなぞって描いてるので、唾液と能力発動に関係するのかな。テロ行為はクリームの人形遣いによる物量作戦と、ヒーローが8人しか居ない事を考えると狙い目ではある。次回予告の「折紙先輩がんばって」から察するに、折紙がジェイクに擬態してって作戦でもやるのかな。とはいえ2クール物だし、結局ジェイクは外に出てウロボロスとの本格闘争が始まるって流れか。ここで狂人とヒーロー達との共闘とかも期待すべき? 今後の展開にwktk。たとえ能力切れてても落下する車を支え、皮膚強化能力なのに車を持ち上げたりとか突っ込み所満載でもな! あとロボットに能力が効かない直火さんだけど、銃弾を火で溶かす防御方法は面白かった! そして折紙はフレームアウト技能を手に入れた!!








『TIGER & BUNNY』