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『ココロコネクト』#04

良くも悪くも、とりあえずアホだな太一は。前回の引きから稲葉話に…と思わせて一旦伊織の過去話をする構成はなかなかグッドですね。当番キャラの前に違うネタをやって緩急をつけるのは大事な演出ですよ。その伊織はこれまで母子家庭なフリはあったけど、さすがに父親が5人は想像の斜め上。常に不安定な家庭環境から相手の望む状態を演じる性らしいけど、程度の差はあれ場に適応する自分を演じるのは良くある事です。最近相手の望みがわからなくなったらしいけど、それは普通の人間に近づいたって事なんだろうか…。さて、本番の稲葉は…周りの仲間を信じられず、そんな自分に嫌気がさしているという見事な負の螺旋。入れ替わっている間、何をされているかわからない不安は当然だけど、冷静に考えれば入れ替わりの発生も解除も制御できない以上、迂闊な事をやってる最中に戻る可能性も高く、リスクが高い。そも相手にヤラレルと言う事は自分にも出来るという事で、互いに人質を差し出しているわけで、イナバンは本当にネガティブ心配性だなぁ。しかし太一の後押しがなければ一人で抱え込んで破綻した可能性も高く、太一がカッコいいけど大宙ヴォイスでやっぱり笑えるぜ。
ココロコネクト
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『じょしらく』#04

今回のオリ話は電車内が舞台。乗っているのがゆりかもめ、と言う時点でオチはある程度予想はついたんだけど、そこは木津千里抑えてビックサイトで終了。モブのどこかで見たような、けれでも適当な作画が何とも。数多くの危険球を投げてきたのだから、むしろここは描きこまないと! 原作話は眼鏡小娘と兎の目。アニメで順番が変わったのをどうするのかと期待していた隙の無さは、意外にまとめが普通。普通って言うなっ! 兄弟全員眼鏡で糸色兄弟を並べるのは分かりやすい。一方のあの方ネタは、本家が代替わりしたので微妙な結果に。時事ネタだからしょうがないけど、当代を出してもそれはそれでアレですね。もう一つの兎は映像で見ると、ますます酷いです。完全にカオスと化した黒兎の暴れっぷりは、見ていて爽快ではありますがね。一番の見所、と言うか聞き所は5人娘が壁に投げ飛ばされるシーン。苦来だけふすまに投げられてぶち抜き。この時の後藤(弱)さんの声も含めて、一番ツボりましたよ。アニメで追加されたぬいぐるみの足の間の臭いは、面白いけど誰得なのか悩みますね。で、手寅とマリーさんのどちらが主人公なんですかね? 私、気になります!
じょしらく

『ココロコネクト』~#03

平日のレビューは時間的にキツイけど、やっちゃうよ? これまでの粗筋としては仲良し文研部5人組が、ある日を境に人格が入れ替わるようになってしまった、と書いてしまうとあっさり終了だな。#01~#02では事態の発生と「ふうせんかずら」なる仕掛けた存在からの事情説明。テンプレ通りのTV構成ながら、人格が変わった時のバッサリとした画面切り替えは漫画『寄生獣』の初期に良く使われた、人が喰われるコマ割りをアニメで再現した感覚か。ネタがわかった後でも、ちょっとドキっとする。さて、前回伊織の生活環境に対して過剰に反応した唯の当番回、と言いたいけど伊織以外の文研部メンバーは全員ドラマが進んだか。唯のトラウマとそれを助けようとする太一がメインだけども、その前に太一の自己犠牲性と伊織との関係に言及しつつ、実は自分の事を言ってんじゃねーの&自身が一番ヤバイフラグを立てた稲葉。そして唯のトラウマや太一の凄さを指摘する青木の話が入っている構成は見事。少しだけ前に進めた唯の姿で今回は〆かと思わせて、序盤でぶちまけた稲葉ダウン。途中、母親との会話でフラグを立てた伊織と含めて次回以降に動きがあるのか。蝶・楽しみであります。
ココロコネクト

『じょしらく』#03

オリ話は浅草寺にて。私服のセンスの無さを指摘されるマリーさんだけど、普段のジャージに比べたら今日は全然オシャレですよ! 酒飲みシーンではキグだけジュース? 期待通りの(以下略。原作からまずは無情風呂。原作既読者からすると、男子女装疑惑と言われればすぐに思い出すエピソード。時期的に辛いバン・アレン帯ネタを無理矢理ブッコんで来たけど、肝心の海老ピーは残念。ネタ的には前回のが危険だと思いますけどね。更に『娘ほめ』ネタも封入。(薬を)飲む、鬱、カウ(ンセリング)はさすがに改変。先のピー蔵と合わせて、少し守りに入ってないですかぁ? 所で内またの下りでマリーさんの下に入っていたのは誰なんだろう…。もう一つの原作ネタは真田小ZOO。丸京の暴力性がいよいよアニメでも本領発揮なんだけど、スキが無くなったネタは次回放送予定の『眼鏡小娘』からの流れになるので、アニメ初見の人は分かるのだろうか。そしてOPにも使われている江戸ザイルは、アニメならではの無駄に激しい動きを再現。半端に激しくて、素晴らしいほどに酷い完成度(ホメ言葉。ネタの危険性は下がったものの、代わりに動画で不足分をリカバーの#03ってところですかね。
じょしらく

2012年7月新番組とか

今更ながら、今期新番組スケジュールアップ。

(日)──『TARI TARI
(日)──『はぐれ勇者の鬼畜美学
(月)──『カンピオーネ!~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~
(月)──『氷菓
(月)──『トータル・イクリプス
(月)──『人類は衰退しました
(月)──『ココロコネクト
(月)──『この中に1人、妹がいる!
(火)──『DOG DAYS´
(火)──『もやしもん リターンズ
(火)──『超訳百人一首 うた恋い。
(火)──『夏雪ランデブー
(水)──『うぽって!!
(木)──『しろくまカフェ
(木)──『アルカナ・ファミリア
(木)──『エウレカセブンAO
(木)──『じょしらく
(木)──『貧乏神が!
(金)──『恋と選挙とチョコレート
(金)──『だから僕は、Hができない。
(金)──『ゆるゆり♪♪
(土)──『黒子のバスケ
(土)──『織田信奈の野望
(土)──『境界線上のホライゾンII
(土)──『アクセル・ワールド
(土)──『ソードアート・オンライン

あと、現時点での軽いレビューとか。

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『ソードアート・オンライン』#02

正直、最後のキリトの選択は青い。青臭くておじさんには見てられないですよ。と言うわけで第1層ボス攻略戦。事前会議でのごたごたやバトル終了後の難癖等、キリトのこのSAOにおける立ち位置を確定させる物語となったわけです。ソロプレイの限界をアスナに説きつつ、自身は望むと望まざるとに関わらず、ソロプレイヤーとしての道を進んでいくって事か。アスナへの食事への気遣いや戦闘手順の遣り取り等、ラストでの選択とのギャップも上手く演出できている…のですがね。気になって仕方がない1ヶ月間の現実側の、SAOへの対応が全く触れられませんでしたね。本当、現実のプレイヤーたちはどうやって生きているのでしょう? SAO内で飯食っても、現実のお腹は膨れませんよ? 現実世界と切り離された箱庭で、実験的な世界を構築して進める物語というのはSFにおいては定番の手法なのだが、導入部分の問題からSAOがどうやっても現実世界からの介入を排除できない、というよりプレイヤーの救出のため積極的に介入されなければならないのだけれど、この部分はさすがに次回ぐらいで触れてくれるのだろうか? このあたりの整合性が取れないと、正直白けるんだけどなー。
ソードアート・オンライン

『じょしらく』#02

OPの江戸ザイル、原作ではケツ持ちマリーさんが先頭ですね。手寅が最後尾なのは重要なポイントですよね? 今回もキッチリオリ話封入。5人そろって東京タワーと、原作にない楽屋外私服路線を狙っていくのだろうか。次回以降も楽しみです。原作からは三日目「楽屋の富」と四日目「風邪娘」を映像化。この頃から裏が見えだすキグは要注意なんだけど、モノローグの演技は今一つ。だけど「CD時代に戻してっ!」と言えない元AKBという二律背反。大人の事情には困りものです。さて、原作が絶望的なあの人なのでネタは基本ブラック系。宝くじ当たったら借金返す、母を探すなんて流れになるぐらいだから「風邪娘」でもネタ盛り盛り。「初動が肝心だから」「もう数字伸びねぇから」とか、わかっちゃいるけど世知辛い自虐アニメ業界ネタはともかく、空中に浮いた挙句に黄色い救急車までキッチリ描かれる内容は危険球ギリギリか。というかあの救急車って本物がモデルなのか? 見たことないんだよなー。ところでマスクの人が登場。漫画じゃ感じなかったけど、あそこまで説明もないのに当然の如く画面に居ると、すげー違和感。原作の台詞カットされてたけど、「す」ネタはどうする!?
じょしらく

【参加】今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?16【企画】

 今回も参加のこの企画。

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『ソードアート・オンライン』#01

川原礫アニメ化作品第2弾…なんだが、これは突っ込みどころ満載アニメか? ゲームにオンライン接続したら、クリアするしか生きて現実に帰れないよーって説明完了後、ラストで一気に1ヶ月後の状況説明。いわく2000人死亡で第1層もクリアできていない…さ、どこから突っ込もうか。仮想世界に入ったまま1ヶ月、肉体はどうやって生き続けているのか。食事や排泄等、色々問題ありますよね? さらに事態は初日から現実世界側で認識されてるけど、どんな強固なシステムでも1ヶ月あれば大抵クラッキングできると思うのですが、はてさて? 生殺与奪権の中枢たるナーブギアについても、人体との安全な物理的排除方法とか誰も実現にたどり着けなかったのか? 現実世界の人間はそろいもそろって無能者集団かっての。次回以降、この辺の事情説明がなされるのだろうか。なんか色々あるけど、最大の突っ込み個所は依然ツイートもした、本作品の構造が同じ電撃文庫から出ている高畑京一郎による『クリス・クロス 混沌の魔王』と全く同じ件。ただし『クリス・クロス』は、ここまで突っ込み所はなかったな。さすが後に名作『タイムリープ』を生み出した作者だけの事はある。
ソードアート・オンライン

『モーレツ宇宙海賊』#26

vsグランドクロスにおける海賊船団による情報共有と、それによる船団運動による戦闘は笹本スペオペの基本です。他の作品でもやってたしね。とはいえ原作ではたった7隻で船団組んだだけで四苦八苦していたことを思い出すと、アニメは随分お手軽に戦えてますねぇ。原作のノリをそのままブチ込むと超絶テンポが悪くなるからしょうがないけど、残念な気分でもあります。戦闘結果は王道なのでさておき、鉄の髭は正体がバレバレすぎてもう一捻り欲しかった。あと、少し前からマリカの船長服がマミVerから初期状態に戻っていたけど、設定どおりなのか作画ミスなのか悩むなぁ。総評としてサトタツ脚本による原作2巻までは、笹本作品の雰囲気を見事に現代アニメとして構成しきったものの、3巻目とオリジナル話はちょっと古めの普通のスペオペ仕上げ。笹本色がすっかりデトックスされました。最後まで原作テイストで行くか、初回から『ミニスカ宇宙海賊』を原案とした独自脚本にした方が、全体バランスが取れたんですけどね。同じ宇宙物である『プラテネス』ぐらい突っ走る気概が欲しかった! とは言え2クール楽しませていただきました。では劇場で逢いましょう。
モーレツ宇宙海賊

『じょしらく』#01

2012年度夏アニメレビュー第1弾。原作は4巻まで既読。最近漫画もラノベもエロゲもすっかり消費量が減った中では珍しい状況。『モーパイ』以来、久しぶりに原作本を引っ張り出してチェック。OPはおおよそ原作ではありえないシーンの数々。ただ今回はBパートがオリで楽屋外での話をしたので、アニメならではのお話が見れるかも。そもそも原作量がアレなので、増量やオリ話は必須でしょう。OPの江戸ザイルは原作ネタ。ぐりぐり動いていたのはアニメならではですが、更に全員そろっていたのが大きな違いですね。さて、本編は女の子のかわいさをお楽しみいただくため、邪魔にならない程度の差し障りのない会話劇という事で、原作はほぼほぼ楽屋での会話。いきなりアニメ化する必要があるのかとセルフ突っ込みな流れに既視感が…『生徒会の一存』と全く同じスタートか。「つまんねー事、聞くなよっ!」の天丼と同じく、作品とかいろんな壁を越えた天丼ネタとして楽しめばよいのかな。所で初回からド危険球たる「返せー」ネタをぶち込んできた当たり、作り手の本気度合をビンビン感じます。それより「おあとがよろしいようで」の前にちゃんとした落語している事に絶望したっ!
じょしらく

『モーレツ宇宙海賊』#24 #25

関西は#24、#25連続放送。他方では最終回が放送されたというのに…。さて、#24冒頭のvsグランドクロス退却戦は想定通りの戦法ながら、マリカ船長の指揮や前回戦闘記録からの戦技はザ・モーパイと言うべき戦闘ですね。それだけに、海賊の巣でクォーツ相手に「正々堂々」と啖呵を切るのはどうかと思うけどなぁ。あからさまに怪しかったケインは双子オチ。この流れだと、マリカどうこうではなくて先代ゴンザ時代から私掠船免状持ちへの情報収集とかしていたのか、色々考えてしまう。というか、ルカのスパイロボは酷いな。ヘルプに入ったリリカ等、いったい裏の人脈がどうなってるのかさっぱりわかりません。理論的な説明がつくのだろうか? そのリリカだけど、鉄の髭との会話からすると正規雇用されたわけではないっぽいので、実際の転職先はまだ不明になるのかな。さすがに親子関係がフリーダムすぎるぜ…。次回はいよいよ決戦? 通信機能アップの弁天丸が艦隊指揮をとるのか…原作では主人公補正を無視して早々に艦隊司令職を辞退したけど、アニメでついに就任か。あと、クーリエの(メガネ)脱いだら凄いんですネタは、一応回収。でも、やっぱりメガネ姿が素敵でしてよ。
モーレツ宇宙海賊

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