ソ・ラ・ノ・ヲ・ト #10

ジャコットさんの生き方とリオの母親をオーバーラップさせて見せることで、母親の代弁をさせる物語。テンプレと言えばテンプレですが、全体構成としてはまずまずのデキ。べ、別に目から汗なんか出てないんだから! そんな構成よりも、むしろ2人の生き方に注目。ドラマ的発想だと、とにかく「前向きに生きよう」を金科玉条の如く振り回すけれども、後ろ向きの生き方も立派な生き方なんです。前進だけが人生じゃねーんだよ。さて、設定的にはイリア殿下の死因が以外に平凡。生きていれば政略結婚が待ってたわけですが、その相手が正統ローマとか。休戦協定の相手もこちらで、東の国境が不穏なご様子。ラストに向けてドンパチか、リオが食い止めるのか。それよりもカナタたちの国の位置がある程度限定できた? ただ東にローマがあると言っても、ローマという言葉の範囲をどう取るかによってまったく変わってきます。神聖ローマ帝国レベルだと、ローマの東は大西洋になるしな。順当に考えれば、フランスかスペインあたりが妥当なんだろうけど。さて、ラストでリオからカナタにトランペットが渡されます。かつてリオがイリアから受け継いだ想いを。ベタだけど、いいシーンだなぁ。








『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』
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